- ・2026年7月23日付のSpotify JapanデイリーTop 200では、Creepy Nutsの楽曲が確認できませんでした。
- ・最新曲としては、2026年4月10日に「Fright」を配信しています。
- ・国内の日間ランキングでは失速していますが、海外再生や過去曲を含めると何とかキープしてます。
はじめに
「Creepy Nuts、最近Spotifyランキングで見なくない?」そう感じているリスナーは、意外と多いのではないでしょうか。
2024年には「Bling-Bang-Bang-Born」が国内外で爆発し、続く「オトノケ」も世界規模でヒットしました。しかし、2026年7月23日付のSpotify JapanデイリーTop 200を確認すると、Creepy Nuts名義の楽曲は見当たりません。まるでチャート上から完全に蒸発したような状態ですw
今回は、Creepy Nutsが国内Spotifyランキングから姿を消したように見える裏事情を5つ紹介します。
【1】「完全に消えた」は本当w
まず、2026年7月23日付のSpotify JapanデイリーTop 200に、Creepy Nutsの楽曲が入っていないこと自体は確認できます。
- ・「Bling-Bang-Bang-Born」がTop 200圏外
- ・「オトノケ」もTop 200圏外
- ・「Mirage」もTop 200圏外
- ・最新配信曲「Fright」もTop 200圏外
あれほどSpotifyを占拠していたアーティストが、国内デイリーTop 200に1曲もいない。
この結果だけを見ると、たしかに「完全に消えたwww」と言いたくなる状況です。
正確には「Creepy Nutsが日本のSpotify日間Top 200に残っている曲がなくなった」という話です。
【2】最新曲の数字はかなり寂しい!?
Creepy Nutsは2026年4月10日に、配信限定シングル「Fright」をリリースしています。同曲はTBS系火曜ドラマの主題歌として発表された作品です。
- ・「Mirage」配信:2025年7月4日
- ・「眠れ」配信:2025年7月5日
- ・「Mirage/眠れ」CD発売:2025年9月10日
- ・「Fright」配信:2026年4月10日
問題は「Fright」の勢いです。
外部集計サイトの2026年7月20日更新データでは、「Fright」のSpotify累計再生は約283万回、同日時点の日間再生は約1万1390回とされています。
もちろん、数百万再生は一般的なアーティストなら十分に立派です。
しかし、「Bling-Bang-Bang-Born」がSpotifyだけで5億回以上、「オトノケ」が3億回以上再生されているCreepy Nutsです。その直後に約283万回を見ると、どうしても「あれ、ゼロが2つくらい足りなくない?」という印象になりますw
つまり、Creepy Nutsに求められる合格ラインが、過去の超特大ヒットによって異常な高さになってしまったのです。
【3】BBBBとオトノケが強すぎて、普通のヒットが爆死に見えるw
Creepy Nuts最大の不幸は売れなくなったことより、売れすぎた曲を2曲も出してしまったことです。
「Bling-Bang-Bang-Born」はアニメ『マッシュル』第2期のオープニング主題歌として世界的なブームを起こし、「オトノケ」もアニメ『ダンダダン』のオープニングテーマとして海外まで拡散しました。
- ・短時間で覚えられるフレーズ
- ・SNSでマネしやすい振り付け
- ・海外でも伝わりやすいリズム
- ・世界的に視聴されたアニメとの連動
- ・一度聴いただけで残る強烈なサビ
この条件が偶然ではなく、奇跡的なレベルで重なりました。
ところが、一度5億回級のヒットを出すと、次の曲が1000万回でも「失速」と言われます。
300万回なら「撃沈」、チャート圏外なら「消えた」と言われる。
冷静に考えると、かなり理不尽ですw
野球選手が前年に60本のホームランを打ったせいで、翌年30本でも「衰えた」と言われるようなものでしょう。
「Fright」はドラマ主題歌ですが、「Bling-Bang-Bang-Born」のように世界中でダンス動画が量産されるタイプではありません。
曲の良し悪し以前に、バズを再生産する装置が弱かった可能性があります。
毎回世界的アニメ、ダンス、ミーム、短尺動画のすべてを同時に当てることなど、普通はできません。
しかし、世間は一度見た奇跡を「次も当然」と思ってしまいます。
これが大ヒットアーティストに発生する、かなり残酷な現象です。
【4】国内ランキングより海外と旧曲が主戦場になっている!?
Creepy Nutsは国内SpotifyのデイリーTop 200から消えていますが、世界全体の再生まで止まったわけではありません。
Spotifyのアーティストページでは、2026年7月時点で月間リスナーがおよそ560万人と表示されています。
外部集計では、Creepy Nuts全楽曲のSpotify日間再生は約91万6000回とされ、現在も「Bling-Bang-Bang-Born」が約23万回、「オトノケ」が約20万回の日間再生を記録しています。
- ・全楽曲合計の日間再生:約91万6000回
- ・BBBBの日間再生:約23万5000回
- ・オトノケの日間再生:約20万回
- ・「堕天」の日間再生:約7万2000回
- ・「Mirage」の日間再生:約6万6000回
国内Top 200だけを見ていると「ゼロ」に見えます。
しかし、世界全体では毎日90万回前後が動いている。
Spotifyが発表した2026年上半期のランキングでも、「Bling-Bang-Bang-Born」は海外で最も再生された国内アーティストの楽曲部門で6位に入っています。
つまり、現在のCreepy Nutsは日本の最新ヒットランキングで戦う存在から、海外で旧曲が長く聴かれるカタログ型アーティストへ移行しつつあるとも考えられます。
【5】ヒット曲作りより海外ライブへ軸足を移した可能性w
2026年のCreepy Nutsは、Spotify Japanの順位だけを追いかけているわけではありません。
2026年4月にはコーチェラ出演を含む北米ツアーを実施し、ニューヨーク、シカゴ、メキシコシティなどを回っています。
- ・4月10日:コーチェラ
- ・4月13日:ニューヨーク
- ・4月15日:シカゴ
- ・4月17日:コーチェラ
- ・4月19日:メキシコシティ
国内Spotifyで毎日新曲を上位に残すことと、海外でライブ市場を開拓することは、まったく別の戦略です。
「Bling-Bang-Bang-Born」と「オトノケ」で海外の入口を作れた以上、その支持をライブ、グッズ、ツアー、長期的なファンへ変えるほうが重要になります。
新曲を毎月投入して国内チャートを維持するより、海外公演の準備に時間を使う。
その結果、国内リスナーからは「新曲を見かけない」「ランキングから消えた」と感じられている可能性があります。
ここには厳しい問題もあります。海外ライブで評価されても、新しい代表曲が生まれなければ、一般層の記憶は「BBBBを歌っていたふたり」で止まります。
過去曲が毎日再生されているうちに、次の柱を作らなければならない。
これはCreepy Nutsに限らず、世界的バズを経験したアーティスト全員が直面する難題でしょう。
質疑応答コーナー

じゃあCreepy Nutsはオワコンじゃないんすか??

国内Spotifyの最新デイリーTop 200だけを見るなら、明確に勢いは落ちています。ただし、月間リスナーは約560万人で、世界全体では旧曲を中心に毎日大量の再生があります。完全なオワコンではないにしても「国内最新チャートで消えた」とは言えますね。

『Fright』が約283万再生なら撃沈ってことっすよね??

無名のアーティストなら大成功です。しかし、過去に5億回級と3億回級の曲を持つCreepy Nutsとして見ると、物足りない数字なのは確かです。曲そのものが失敗というより、過去の基準が異常に高すぎて、普通の数字が爆死に見えている面があります。

次もアニメ主題歌じゃないと厳しいんすか??

必ずしもアニメである必要はありません。ただし、海外まで広げるには、作品との連動、SNSで使いやすい部分、覚えやすいフレーズなど、音楽以外の拡散装置が必要です。「いい曲を出せば自然に数億回」というほど、現在の市場はラクではありません。
まとめ
- ・Creepy Nutsの楽曲がSpotify JapanデイリーTop 200から消えているのは事実です。
- ・最新曲は2026年4月の「Fright」で、過去の曲に比べれば爆死と言われるのも事実です。
- ・海外と旧曲は何とか維持してて、本当の勝負は次の代表曲を作れるかどうかです。







































