- プータローとは、定職につかずブラブラしているひとを指す俗語です。
- 本人が笑っていても、周囲はかなりシビアに見ています。
- 「他人のお金で飯を食うのがカッコいい」は、ほぼ赤信号です。
はじめに
29歳の友人が「おれってプータローなんだ。他人のお金で飯食う職業プータローってカッコいいっしょ」と言っていたら、笑って流したくなるかもしれません。ですが、これは冗談で済ませるには少し危険です。プータローは職業名ではなく、むしろ社会的にはかなり厳しい目で見られやすい言葉です。今回は、その意味と裏側を辛口で整理します。
プータローとは何なのか!?
プータローとは、ざっくり言えば定職につかず、働く意思や生活の見通しがあいまいなままブラブラしているひとを指す俗語です。
語感だけ聞くと、どこかユルくて愛嬌があるように見えます。「まあ、今は休んでるだけっしょw」みたいな軽さがあります。しかし実際には、かなり冷たいニュアンスを含むことも多いです。
とくに29歳で「おれはプータロー」と笑って言う場合、周囲は内心でこう思いやすいです。
- 「いや、もう笑えない年齢では?」
- 「その生活、誰が支えてるの?」
- 「カッコいいどころか、かなり危ないのでは?」
もちろん、病気、介護、家庭事情、転職活動中など、働いていない背景にはいろいろあります。ただし、今回のように「他人のお金で飯を食う職業」と開き直っているなら話は別です。これはもう、ユーモアではなく依存をネタ化している状態です。
【1】「プータロー」は職業ではないwww
まず一番大事なのは、プータローは職業ではありません。
職業とは、何らかの価値を提供し、その対価としてお金を得る立場です。会社員でも、職人でも、配達員でも、フリーランスでも、アルバイトでも、何かしら社会に差し出しているものがあります。
しかし、プータローという言葉は基本的に「働いていない状態」を指すものです。つまり「職業プータロー」という言い方は、かなり無理があります。
- 職業:価値を出して対価を得る
- プータロー:定職がなく生活基盤があいまい
- 職業プータロー:言葉としてはギャグ、現実としては不安定
本人は「おれ、自由でしょ?」と思っているかもしれません。でも周囲からすると、自由というより責任から逃げているように見えることがあります。
本当に自由なひとは、生活費、信用、将来設計、じぶんの選択の責任を背負っています。何も背負わずに「自由」と言っているだけなら、それは自由ではなく宙ぶらりんです。
【2】「他人のお金で飯を食う」はカッコよくない!?
ここはかなり辛辣に言います。
他人のお金で飯を食うことじたいは、状況によっては悪ではありません。しかし、それを「おれの生き方カッコいいっしょw」と誇るのは、かなりズレています。
9000人に奢った男の論調に同意するなら、奢られる側に必要なのは感謝、礼儀、次につなげる姿勢です。奢られて当然、支えられて当然、という顔をした瞬間に、周囲の善意は静かに冷めます。
- 奢られること:場合によっては自然
- 奢られて感謝すること:まとも
- 奢られてドヤること:かなり痛いw
「他人のお金で飯を食う」という言葉には、じぶんの力で生活を組み立てていない響きがあります。これを武勇伝のように語ると、聞いている側は笑いながらも距離を取ります。
【3】29歳という年齢が笑いを重くするwww
20歳前後なら、まだ迷っている時期として見られることもあります。進学、就職、転職、夢追い、失敗、やり直し。いろいろあります。
しかし29歳になると、周囲の見方は少し変わります。
- 生活費をどうしているのか
- 保険や税金をどうしているのか
- 親や友人に負担をかけていないか
- 今後どうするつもりなのか
このあたりを問われやすくなります。
もちろん、29歳からの再出発は遅くありません。むしろ現実を見て動けば、十分に立て直せます。問題は年齢そのものではありません。
問題なのは、年齢に見合う危機感がないことです。
「おれってプータローw」と笑うのは簡単です。でも、その笑いが通じる時間は限られています。周囲が最初は「まあまあ」と笑ってくれても、何度も続けば“このひと、本気で何も考えてないのでは?”に変わります。
そして一度そう見られると、信用を戻すのはかなり大変です。お金より先に減るのは、じつは信頼残高なのです。
【4】高卒より問題なのは「学び直す気がないこと」
ここも誤解してはいけません。高卒だからダメという話ではありません。
問題は、学歴ではなくその後に何を積み上げているかです。
- 資格を取る
- アルバイトから始める
- 職業訓練を受ける
- 生活リズムを整える
- 支援機関に相談する
こういう一歩があれば、周囲の見方は変わります。
逆に、何もせずに「学歴ないし」「社会が悪いし」「おれはプータローだしw」と言い続けると、状況はどんどん詰まります。
辛いですが、社会は言い訳の完成度では評価してくれません。見ているのは、今どう動いているかです。
【5】本当に怖いのは、周囲が注意しなくなること
プータロー状態で一番怖いのは、怒られることではありません。
本当に怖いのは、誰も何も言わなくなることです。
最初は友人も注意します。「そろそろ働いたら?」「大丈夫?」「何か始めたら?」と言ってくれるかもしれません。
でも、本人が毎回ヘラヘラしていると、周囲はだんだん疲れます。
- 助言しても聞かない
- 心配しても茶化される
- 奢っても感謝が薄い
- 変わる気配がない
こうなると、周囲は静かに離れます。正面から怒るのではなく、誘わなくなる。連絡を返さなくなる。お金の話を避ける。距離を置く。
これが一番キツいです。
なぜなら、本人は「最近みんな冷たいなw」としか思わない一方で、周囲はもう見限りモードに入っているからです。
注意されているうちは、まだ関心があります。辛辣なことを言ってくれるひとがいるうちは、まだ間に合います。完全に無言になったとき、じぶんの周りには誰も残っていない可能性があります。
質疑応答コーナー

プータローって、ただ無職って意味なんすか??

近いですが、完全に同じではありません。無職は単に仕事がない状態です。一方でプータローは、定職につかずブラブラしている感じや、生活の見通しが弱いニュアンスまで含まれやすいです。だから本人が軽く言っても、周囲にはけっこう辛く聞こえます。

でも他人に奢ってもらえるなら、それはそれで得してません??

短期的には得に見えます。でも長期的には信用を削ります。奢ってもらったときに感謝して、次に進む材料にするならいいです。けれど「他人のお金で飯を食うおれカッコいい」と言った瞬間、支えてくれるひとは減ります。奢りは権利ではなく、相手の厚意です。

29歳からでも立て直せますよね??

立て直せます。ただし、笑い話にしているだけでは変わりません。まずは生活リズムを整え、短時間の仕事でもいいので収入の流れを作ることです。職業訓練や相談窓口も使えます。大事なのは、プータローを肩書きにしないことです。今日から動けば、まだ十分に間に合います。
まとめ
- プータローは職業ではなく、定職がなくブラブラしている状態を指す俗語です。
- 「他人のお金で飯を食うのがカッコいい」は、感謝より依存が前に出ていてかなり危険です。
- 29歳からでも立て直せますが、必要なのは開き直りではなく行動です。










































