- ・お金の世界では「学歴」より「誰を相手にするか」で難易度と儲けが決まりやすいです。
- ・情報弱者を狙う“教祖様ビジネス”は実在しますが、倫理的・法的リスクもハンパないです。
- ・長期的に勝つ人は「バカから搾る」より「価値を作って選ばれる側」に回っていることが多いです。
はじめに
29歳のインフルエンサー男性が「こないだ奢った東大生から『東大卒なのに使えない』と言われた。これから人生どうしたら…」と相談され、「じぶんよりバカな人から貢がせる教祖様ビジネスやればいい」と返した、というエピソードが話題になっています。かなり乱暴な回答に聞こえますが、「弱い人ほどカモにされる」「学歴よりも“カモを見つける力”が金になる」というのは、残念ながら現実社会でよく見られる構図です。ただし、だからといってマネしていい話かと言うと、そう単純でもありません。その真実を5つに分けて整理してみます。
事実その1:お金の世界では「頭の良さ」より「情報格差」を利用する人が儲けやすい現実w
お金が動く現場では、「知能テストが高い人」よりも、「相手との情報格差をうまく使える人」が得をしやすい構造があります。
たとえば以下のようなパターンです。
- ・仕組みやリスクをよく知らない初心者に、高額商材や投機的な商品を売りつける
- ・「今だけ」「あなただけ」など不安と期待を煽って、冷静な判断をさせないようにする
- ・難しい専門用語を連発して「この人すごそう」と思わせる
こうしたやり方は、まさに「じぶんよりバカ(=自分より情報を持っていない人)から貢がせる」構図と重なります。実際、世の中の怪しいオンラインサロンや高額セミナーには、このロジックで動いているものが少なくありません。
ただし、ここで重要なのは「だからそれが正解」という話ではなく、「そういうビジネスモデルが実在してしまうくらいには、情報弱者が搾取される構造がある」という冷たい事実です。
現実としては「賢さ」だけではなく、「人の無知につけ込む図太さ」を持った人が、短期的にはお金を集めやすいのは否定しにくい点です。
事実その2:学歴が高くても、“お金のゲーム”では初心者扱いされることがあるw
「東大卒なのに使えない」と言った側も、別のゲームでは“使えない側”になることがあります。
それが「お金のゲーム」「信用とマーケティングのゲーム」です。
- ・受験勉強:正解が決まっていて、努力量と戦略でかなり再現性がある世界
- ・ビジネス:正解が動き続けていて、人間の感情やタイミングに左右される世界
この2つはルールがまったく違います。
どれだけ偏差値が高くても、「人がお金を払う心理」「継続して価値を届ける仕組み」を知らなければ、ビジネスの世界では初心者です。逆に、学歴が高くなくても、ストリートで身につけた「人を動かす勘」や「怪しさすれすれの営業トーク」で稼いでいる人もいます。
つまり、相談してきた東大生は「勉強のゲームでは勝者」でも、「ビジネスのゲームではまだスタート地点」という状態だった可能性が高いです。
そこで29歳インフル男性が、極端な形で「このゲームは、バカからお金を取るくらいじゃないと勝てない世界だよw」と言い返した、という構図にも見えます。
事実その3:SNS時代、“教祖様ビジネス”は本当に儲かるがリスクもデカすぎるw
いわゆる“教祖様ビジネス”は、SNS時代にさらに加速しました。
- ・カリスマ的なキャラで、フォロワーに「あなたの代わりに考えてあげます」とふるまう
- ・「成功者の裏ワザ」「知る人ぞ知るルート」など、特別感を匂わせる
- ・オンラインサロン、コンサル、情報商材など、目に見えにくい商品で高単価化する
これらは「じぶんよりバカな人から貢がせる」というより、「不安やコンプレックスを抱えた人から、未来への期待分を前借りする」ビジネスとも言えます。
短期的には本当に儲かります。フォロワーが数千〜数万人規模いれば、月数万円のサブスクを少人数が払うだけで、生活できるレベルにはすぐ到達します。
しかし、そのぶんリスクもデカいです。
- ・内容がスカスカだと、すぐに「詐欺だ」「中身ない」と炎上する
- ・クレームや返金騒動、訴訟リスクもある
- ・名前が検索されたときに黒歴史が延々と残る
つまり「教祖様ビジネスをやればいい」というのは、
「短期的にお金が欲しいなら、将来の信用と安全を燃やしてガソリンにしちゃいなよw」
と言っているようなもので、たしかに“現実的”ではあるけど、その代償もまた現実的すぎる、というオチがあります。
事実その4:本当に“頭がいい”人ほど、搾取ビジネスを長期戦略に選ばない傾向w
長期的に見ると、「バカから貢がせる」モデルだけで走り続ける人はそこまで多くありません。
理由はいくつかあります。
- ・続ければ続けるほど、アンチや敵を増やしていくゲームになりがち
- ・燃え尽きやすく、精神的にすり減る(常にキャラを演じ続ける必要がある)
- ・規模を大きくしづらく、事業としての出口(売却など)がほぼない
逆に、長期で残る人は、途中で「価値ベース」のビジネスに切り替えていくことが多いです。
- ・ちゃんと役立つコンテンツやサービスを作り始める
- ・学び直して、専門性を高める方向にシフトする
- ・“カモ”ではなく“リピートしてくれるファン”を相手にするようになる
「じぶんよりバカな人から貢がせる」のは、ゲームでいうところの“イージーモードの序盤バグ技”みたいなものです。
確かに一時的にはレベルが上がりますが、その後のストーリーを全部壊しかねないリスクもある。
本当に頭がいい人ほど「そのバグ技、長期で見て得か?」と考えるので、結局はしっかり価値を作る方向に舵を切ることが多いのです。
事実その5:「東大卒なのに使えない」の正体は、“自分の価値の翻訳スキル”不足w
最後に、「東大卒なのに使えない」と言われた側の問題も見ておきます。
これは学歴ではなく、「自分の価値を相手目線で翻訳して伝える力」が弱い、という可能性が高いです。
- ・自分の強みを、相手の利益に変換して説明できない
- ・「何ができるか」ではなく「何をしてほしいか」ばかり話してしまう
- ・プライドが邪魔して、素直に学んだり小さく動くことができない
相談してきた東大生も、「これから人生どうしたら」と言っている時点で、かなり“受け身モード”です。
そこでインフル男性が極端なアドバイスをしたのは、「お前はゲームのルールを理解していないまま、評価だけ求めてくるからキツいんだよw」という、半分説教のようなものだったのかもしれません。
本当にやるべきことは、
- ・自分の強み(論理力、継続力、分析力など)を棚卸しする
- ・それを「誰の」「どんな問題」を解くために使えるか言語化する
- ・小さな案件や副業で試しながら、実績と自信を積む
といった地味な翻訳作業です。
「じぶんよりバカから貢がせる」よりも、「じぶんの頭の良さを、困っている人のためにちゃんと使う」ほうが、結果としてお金も信用もついてきやすいのは、これまた現実です。
質疑応答コーナー

でも先生、実際“教祖様っぽい人”ってめちゃくちゃ稼いでるように見えるんすよね??

見える瞬間だけ切り取れば、そうですね。派手な時期の収入だけを見せている人も多いですし。ただ、その裏で信用や人間関係をすり減らしていたり、炎上やトラブルで消えていく人もかなり多いです。表に出ない「コスト」まで含めて見ないと、本当の損得は分からないのです。

じゃあ真面目に価値提供するビジネスって、地味すぎて勝てないんじゃないっすか??

短期戦では、派手でグレーなやり方が有利に見えることもあります。でも、3年・5年・10年と時間軸を伸ばすほど、ちゃんと価値を作っている人のほうが残りやすいです。紹介やリピートが増えるのも、そのタイプですね。真面目さだけでは足りませんが、「価値提供+マーケティング」を育てていくと、地味に強くなりますよ。

じゃあ東大生みたいな人は、何から始めるのが現実的なんすか??

まずは「自分が得意なこと」と「お金が発生している市場」の重なりを探すところからです。たとえば、受験の経験を活かしてオンライン指導をしてみる、データ分析が得意なら小さな案件を受けてみるなどですね。いきなり大儲けしようとせず、「1人の誰かにちゃんと役立つ仕事をして、お金をいただく経験」を積むことです。
まとめ
- 「バカから貢がせる教祖様ビジネス」は、現実に存在するが長期的にはハイリスク・ローリターンになりがちですw
- 学歴よりも「どんな価値を、誰の問題解決に使えるか」を翻訳できるかどうかが、“使える人材”かの分かれ目になります!
- 短期のバグ技より、「価値提供+マーケティング」を育てた人のほうが、最終的にはお金も信用もごっそり持っていきますよ⇒マネするならそっち側ですw











































